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動脈硬化

動脈硬化とは、動脈にコレステロールや中性脂肪などがたまって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態をいいます。動脈硬化になると、血行が悪くなり、血液が詰まりやすくなります。
動脈硬化が進行すると心筋梗塞や脳梗塞の原因となるため、注意が必要です。

動脈硬化の原因

動脈硬化を引き起こす原因は、さまざまなものがありますが、4大原因といわれているものは、「高脂血症」「高血圧」「糖尿病」「喫煙」です。
「高脂血症・高血圧」は動脈硬化の2大危険因子、また、これに「喫煙」をくわえたものを 3大危険因子、さらに「糖尿病」をくわえたものを 4大危険因子といいます。

この他にも、肥満・ストレス・運動不足・良くない食生活などの生活習慣、加齢や遺伝なども原因と考えられます。

動脈硬化の原因・危険因子を多くもつほど、動脈硬化のリスクは高まります。

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動脈硬化の症状

手足がしびれる、めまい、頭痛、動悸、言葉を発しにくくなる、足をひきづる、歩くと、太ももの裏側やふくらはぎに痛みを感じるなど、さまざまな症状があります。
しかし、動脈硬化は「沈黙の病気」といわれ、初期症状がほとんどなく、知らない間に進行していきます。そのため、症状を自覚したときには、かなり動脈硬化が進んでいる状態だといえます。

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動脈硬化の予防法

良くない生活習慣や、食事や運動などに気をつけるだけでも、動脈硬化の予防・改善の効果が期待できます。

動脈硬化と診断されても症状がないため、放置する方もいますが、動脈硬化は少しづつ進行しています。良くない生活習慣、食生活の改善に努めましょう。

動脈硬化の血圧脈波検査

CAVI(キャビィ)

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動脈硬化は、自覚症状がないので、「沈黙の殺人者」と呼ばれることがありますが、「CAVI(キャビィ)検査」によって、簡単に動脈硬化を発見することができます。
CAVI(キャビィ)検査では、“動脈のかたさ”、“動脈の詰まり”、“血管年齢”の3つを測定します。このCAVI(キャビィ)検査では、仰向けに寝た状態で、両足首と両腕の血圧脈波を測ります。
検査時間も短く終わる検査です。

動脈の硬さの評価とは。
CAVI(キャビィ)は、大動脈を含む、心臓から足首までの動脈硬化を反映する指標で、動脈硬化が進行するほど高い値となります。大動脈の伸展性の定価は心疾患の発症や予後を規定する印紙となる事が知られており、早期診断と管理に役立ちます。さらにCAVI(キャビィ)は、測定時の血圧に依存しないため、血管固有の硬さを評価することができます。

当クリニックで採用している血圧脈派検査装置は、血管年齢が表示できます。CAVI(キャビィ)は年齢と良く相関することから、廊下を反映する指標としての有用性が知られています。

 

CAVI(キャビィ)は動脈硬化の進展度を定量的に測定できるため、動脈硬化性疾患のリスク判定や薬剤の治療効果を評価する指標として期待されています。これまでの研究では、糖尿病や高血圧患者さんなどでは、CAVI(キャビィ)値が有意に上昇していることがわかっています。

ABI(エービーアイ)

ABI(エービーアイ)は、下肢動脈の狭窄・閉塞を評価する指標、つまり、血管のつまりの程度です。
末梢動脈疾患は、心血管疾患、脳血管疾患など、他臓器障害との合併が多く見られることから、早期発見が重要とされています。
血圧測定時の加圧を左右2回に分けているので、血液循環閉鎖回路をつくることがなく、患者さんへの負担を軽減することができます。