令和6年度診療報酬改定に伴う【施設基準の掲載】について

投稿日:2025年5月30日|カテゴリ:お知らせ

令和6年度診療報酬改定に伴う施設基準の掲載について

令和6年度診療報酬改定に伴い、ホームページへの掲載が義務化された施設基準について、以下の通りお知らせいたします。

■ 明細書発行体制等加算 ■

当院では、患者さまに対して適切な医療費の明細を分かりやすくご提示するため、「明細書発行体制等加算」を実施しております。

この加算は、医療保険制度に基づき、診療報酬の一部として請求されるもので、診療内容や費用の詳細を記載した明細書を発行する体制を整えるためのものです。これにより、患者さまはご自身の医療費を正確に把握し、安心して医療サービスをご利用いただけます。

【内容】明細書の発行にかかる費用の一部を請求させていただきます。
明細書には、診療内容、投薬内容、検査費用などの詳細が記載されます。

■ 医療情報取得加算 ■

当院では、患者さまの診療に必要な医療情報を適切に取得・管理するため、「医療情報取得加算」を実施しております。

【概要】医療情報取得加算とは、診療に必要な患者さまの情報を正確かつ迅速に把握し、適切な医療提供を行うための加算です。他の医療機関からの情報収集や、過去の診療記録の確認なども含まれます。

【目的】患者さまの状態や治療歴を正確に把握し、より適切な診療・治療計画を立てることを目的としています。これにより、医療の質の向上と安全な医療提供が図られます。

【加算について】この加算は、診療報酬の一部として請求されるもので、診療費に上乗せされる場合があります。

■ 医療DX推進体制整備加算 ■

当院では、医療の質の向上と患者さまの利便性向上を目的として、「医療DX推進体制整備加算」を導入しています。

【概要】医療DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、ITやデジタル技術を活用して医療の効率化や質の向上を図る取り組みです。この加算は、電子カルテの導入、オンライン診療システムの整備、情報共有のためのデジタルインフラの構築などに伴う費用の一部を補助するものです。

【目的】

  • 医療情報の電子化と効率的な管理
  • 患者さまの待ち時間短縮や利便性の向上
  • 医療の質と安全性の向上
  • 医療従事者の働き方改革の推進

【加算について】この取り組みに伴う費用の一部を、診療報酬として請求させていただいております。

■ 一般名処方加算 ■

当院では、医療の質の向上と患者さまの負担軽減を目的として、「一般名処方加算」を実施しております。

【概要】一般名処方とは、特定の製薬会社の薬剤名ではなく、有効成分名(一般名)を記載した処方を行うことです。これにより、薬の種類や価格の透明性が高まり、患者さまの医療費負担の軽減や薬剤の適正使用が促進されます。

【加算について】一般名処方を行った場合、一定の加算が診療報酬として上乗せされることがあります。

【患者さまへのメリット】薬の種類や価格が明確になることで、医療費の自己負担額を把握しやすくなります。また、薬剤の適正使用が進むことで、副作用や相互作用のリスクの軽減にもつながります。

【ご注意】一般名処方は、医師の判断により行われます。ご希望やご不明な点がございましたら、お気軽に医師またはスタッフにご相談ください。